団地で心地よく暮らす工夫など、お住まいの方の「スマリオの暮らしごこち」をご紹介。
前回に引き続き、スマリオ 茶山台団地に住まわれて2年半になるDさんご家族のお部屋の後編です。
▼ 前編はこちら
目次
住んでみてわかる、リアルな団地暮らしのいいところ
ご夫婦ともに、あまりに団地のことを笑顔で話してくださるので、何か悪いこともあるでしょ?と思い、色々と質問してみたのですが、さらにDさんご夫婦は “団地っていいな” と感じるポイントを教えてくれました。
「団地に引っ越してきて、子どもたちが楽しそうに過ごしているのが印象的です。ニコイチ(注1)のお部屋は広々としているので、子どもたちの家の中での過ごし方も、生き生きとしているような気がします」と奥さま。
「団地暮らしの良さは、他のお宅の暮らしの気配を感じられるところにもあると思います。フルリモート勤務なので、日中も自宅で仕事していますが、窓の外から学校帰りの子供たちが遊んでいる声が聞こえる感じも、なかなかいいなと感じています。なんとなく人の気配があるというのは、温かみがありますね」と旦那さま。
さらにご夫婦のお話から、茶山台団地(堺市南区)の環境の良さをピックアップ!
● 最寄り駅まで歩いて行ける距離で、駅前が栄えていて買い物施設が充実して便利。
● 近くに図書館や公園があり、子どもを連れて歩いて行ける距離なのがいい。
● 周囲に公園が多く、緑が多い。
● 小学校や中学校も近くにあるので、子育て世帯にいい環境。
● 団地周辺の道路は常に混みあうということもなく、車生活にもいい環境。
● 消防署が近くにあり、消防車や救急車をみかけることが多くて、子どもが楽しそう。
● ゴミ収集車が団地内で回収して回る様子を見るのも、子どもは好きで楽しそう。
団地暮らしのデメリット、プチDIYで乗り切る
「DIYができるからスマリオを選んだわけではなかったものの、暮らしの中でDIYできるのは面白いなと感じています」と旦那さま。
もともと、スノボをしたり、ドラム演奏をしたりと趣味を楽しんでいたDさんご夫婦。
お子さまの誕生により家族時間の過ごし方も変化し、家族みんなで過ごすおうち時間が増え、今では、旦那さまはDIYを趣味にして暮らしを楽しんでいるそうです。
窓からの隙間風が寒かったので、窓枠の隙間部分をパテ的に埋めて対策をしているんだとか。プチDIYですね。
寝室として使用されている、こちらのお部屋。
角部屋なので、夏は端部屋の外気に触れる壁が熱くなり、クーラーの効きが悪くて困っていたそうですが、冬は『結露と黒カビ』問題が。
「結露の影響で寝室の黒カビがすごくて。マットレスを動かしてみると、黒カビがびっしりでゾッとしたことがありました」…だそう。
吸湿効果はないそうですが、タイルのようなダイソーの300円・500円の商品を貼ったことで、結露はマシになったそうで、ひと安心。
お気に入りの部屋で快適に暮らすための育みが、プチ壁DIYにつながっているんですね。
その他、マットレスの下には除湿シートを敷き、布団乾燥機も購入して、団地暮らしのデメリットに感じていた『結露と黒カビ』対策を教えてくれました。
親子で一緒に暮らしを作り上げる、DIY
リビングにある壁付けのテレビスタンド。
旦那さまのDIY作品で、材料費 約6,000円。
このテレビスタンドのアイデアは、YouTubeを参考に旦那さまがプランニング。
木材の色塗りは子どもたちと一緒に。
色塗り後の乾燥に時間がかかったものの、家族みんなでの作業は楽しかったそう。
子どもたちにとっても、一緒に作り上げるDIYは、心に残るいい思い出になるはず。
その後、木材を組み立ててTVを設置する作業は、旦那さま一人で短時間で完了。
奥さまと子どもたちが、ちょっとでかけて帰ってきたら完成していたほど、手際のいい設置作業だったそう。
「棚には溝のある木材を使用しているので、組み合わせて棚の奥行を増やすこともできるんですよ」と旦那さま。
まだまだ今後の暮らし中でDIYできるように変化の幅を持たせているところもいいですね。
天井までの高さの木材は車に入らなかったので、半分に切った木材をつなげて工夫を。
木材はコーナンの店頭で切ってもらえるので、家では色塗りと組み立てのみ。特別な道具はなにもいらなかったんだとか。
「リノベーションのお部屋は広さの割に収納スペースが少なく感じていますが、次はどこをDIYしようか?と考えたり、模索しながら自分たちの暮らしを作り上げていくのも楽しいです」と、本当に楽しそうに話される旦那さま。
子どもの成長とともに変化するライフスタイルに応じて、DIYは色々と応用できるのがいいとも感じているそう。
DIYができるのも、スマリオの団地暮らしのいいところですね。
いかがでしたか?
リアルな団地暮らしのいいところなどを少しでも感じてもらえると嬉しいです。
これからお部屋探しをされる方は、ぜひ団地暮らしも選択肢に入れてみてくださいね。
【注】
1)ニコイチ
上下・左右に、団地の2戸を1戸としてリノベーションした部屋タイプ。
2015~2022年度に毎年テーマが異なるさまざまなプランのニコイチのお部屋を展開。
2017年にはグッドデザイン賞も受賞。