2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が2025年(令和7年)4月13日に開幕しましたが、皆さまはもう足を運ばれましたか?
大阪で開催されるのは1970年(昭和45年)に大阪府吹田市の千里丘陵にて開催以来55年ぶりのことです。
前回の万博では、「人類の進歩と調和」がテーマで大阪府は、まさにこのテーマのごとく、道路、鉄道、住宅圏が大きく変貌していき、そんな時代の要請に応えるように、当公社は昭和40年に発足し、その後の10年間で15,000戸を超える賃貸住宅を建設しました。
今回開催される2025年大阪・関西万博は、“いのち輝く未来社会のデザイン”をテーマにしており、人間一人一人が、自らの望む生き方を考え、それぞれの可能性を最大限に発揮できるようにするとともに、こうした生き方を支える持続可能な社会を、国際社会が共創していくことを推し進めていくことを掲げています。
今回はそんな万博のチケット購入方法やアクセス、決済方法、事前に準備しておいたほうがいいことなどをレポートします!
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目次
万博のID登録について
ここでは、万博IDを登録してチケットを購入する方法を説明したいと思います。
①万博公式サイトにアクセスし、電子チケットを買う(公式チケットサイト)をクリックしてください
②はじめて購入する。(万博IDを登録して購入)をクリックしてください。
③万博IDのご利用には「万博ID利用規約」と「個人情報保護方針」、年齢要件への同意が必要ですので、内容を確認の上、チェックを入れて、同意して進むボタンをクリックしてください。
④メールアドレスを入力し、「メールを送信する」をクリック
⑤入力したメールアドレスに届いたメールに記載しているURLをクリック
⑥プロフィール入力画面で万博ID、パスワード、姓、名などプロフィールを埋めていき、確認ボタンを押し、内容確認後に登録ボタンを押して完了です!
⑦最後にログイン時の本人確認方法の設定です。
1.ワンタイムパスワードを利用したメールによる認証
2.顔認証等を利用した生体認証
3.「Google Authenticator」等を利用したアプリによる認証
のいずれかを選択して設定することで完了です。
万博のチケット購入方法
万博IDの登録が完了したので、ログインしてチケットを購入に進みましょう!
チケットの種類には、1回入場可能なものとして、会期中いつでも利用できる「1日券」、平日に利用できる「平日券」、および17時以降に利用 できる「夜間券」があります。複数回パスには、7月19日から8月31日まで毎日入場できる「夏パス」と、会期中毎日入場できる「通期パス」があります。今後の来場予定にあわせて、最適なチケットを選んで購入しましょう!
購入の流れとしては
・来場日時・入場ゲートを決定(指定せずに購入することも可能)
・チケットの種類(1日券)・人数などを決めて購入
以上で購入完了です。
その後は入場日時にあわせてパビリオンの抽選・予約申し込み(2か月前抽選・7日前抽選・3日前からの空き枠先着予約)を行い、入場日にむけて準備しましょう。
また、抽選申し込みについてはだいたいの当選枠がこちらで公開されていますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
まずは1回行ってみたい方におすすめの購入方法も!
また、まずは1回万博行ってみたい!という方向けに、万博IDを登録せずにチケットを購入できる方法として「EXPO Quick」があります。来場日時や入場ゲートの変更ができないことや、パビリオンの事前予約ができない点は注意が必要です(なお、「EXPO Quick」で入場した後でも、会場内に設置された専用端末や自身のスマートフォンを使って、その日のうちに万博IDを登録することができます。これにより、以降のパビリオン予約などの機能も利用可能になります。)が、入場日時を決めてチケットをすぐに購入できることから、まずは万博に行ってみたいという方にはおすすめです!
ただし、急に行けなくなった場合でも払い戻しはできないため、来場直前の購入をおすすめします。
その他にも簡単な購入方法としてはコンビニエンスストアや旅行代理店等でチケットを購入する方法もあります。
会場へのアクセス方法!意外な方法でも!
万博会場からの入場は東ゲートと西ゲートに分かれております。
東ゲートから入場の主な手段はOsaka Metro中央線「夢洲」駅からの入場になります。
JR「弁天町」駅、Osaka Metro御堂筋線「本町」駅、Osaka Metro堺筋線「堺筋本町」駅から乗り換えすることができるなどアクセスしやすいです。
西ゲートからのメインの入場方法はシャトルバスの利用になります。
シャトルバスは関西の主要駅から万博会場に直通で行くことができ、座っていくことができるのが何よりの強みです。
完全予約制(一部の車両を除く)となっており、KANSAI MaaSアプリから予約することができます
家族で行くため人数が多いので自家用車を使いたいと思っている方も多いと思いますが、万博会場は自家用車等の乗り入れはすることは残念ながらできません。
しかしながら、万博P&R(パークアンドライド)駐車場まで移動し、P&Rシャトルバスに乗り換えて万博会場に行くことが可能です。
万博P&R はKANSAI MaaSアプリではなくこちらから予約することができます!
(万博P&Rの当日予約についてはこちらを確認してください)
それ以外にも万博会場に自転車や船を使って行くことができるなど多彩な方法が考えられていますね。
詳細はこちらにて確認出来ます!
万博会場内は完全キャッシュレス
今回の万博では会場内では現金を使用することができません。
レストランでの食事や土産物店、コンビニ、自販機に至るまでキャッシュレス決済になります。
今まで基本的に現金で買い物をしてきた筆者としてもうまく買い物できるかなと考えていました。
会場内で見てみるとコード決済で支払っている人もいれば、クレジットカードや電子マネーで支払っている人がいたりさまざまです。
筆者もこれを機会にただカードを出すのではなくスマートフォンを使って買い物に挑戦してみることにしました!事前に家でスマートフォンにクレジットカードを登録し、レジで精算の時、クレジットカードを使用する旨を伝えて、レジでかざすときはうまくいくのかなとドキドキでしたが、やってみると意外と簡単!何より小銭などを気にしなくていいのがいいですね。
今後日本でもどんどん普及していくのかな?
参考までに実際に対応している決済ブランドはこちらの通り発表しているので、念のため行く前に事前に確認しておくことをお勧めします!
事前に用意したほうがおすすめなもの♪
①モバイルバッテリー
パビリオンやイベントの当日予約、会場マップの確認などバッテリーがすぐに消費されます!できれば用意しておくことをお勧め!
②帽子や日傘(日焼け対策)
会場内の日差しは強く、パビリオンにも行列ができて並ぶ時間も長くなることから対策は必須です。日焼け止めや晴雨兼用折りたたみ傘、サングラスなどもあればいいかも!
これからの季節は汗拭きシートやタオルなども必須になると思います。
③マイボトル、ペットボトル
マイボトルやペットボトルの飲み物を1本は持参することをお勧めします。
会場内に無料の給水スポットがあることから飲み切ってしまっても安心!
※ただし、マイボトル以外の瓶や缶の飲み物は持ち込み禁止なので注意しましょう!
④レインコート(雨予報の時)
万博会場は海のそばにあるため、天気が良くないときに風が強くなることもあります。
筆者も一度雨の時に行きましたが、その時は風がとても強く折りたたみ傘ではすぐ傘が裏返るのでまるで役に立たない状態!服やかばんがあっという間にずぶ濡れになりました。雨が降る予報の場合はレインコートを準備するのもおすすめです!
⑤その他
その他にも紙の会場マップや、ごみ袋、長時間並ぶパビリオンに行くことを考えている場合は立ちっぱなしなのもしんどいので折りたたみ椅子などがあると便利です!
万博をより楽しむためのおすすめ!
また、万博を楽しむためのアプリが公開されています。
おすすめのアプリを2点紹介します。
1つ目はEXPO2025 Personal Agentです。
このアプリの何より便利な点は現在地から会場内目的地まで最適なルートで案内してくれる優れもの。
次に予約しているパビリオンなどどう行くといいかなと迷ったとき、スマホですぐ経路を確認できるのが非常に便利です。その他にも会場内の混雑状況なども確認できることから来場中に大活躍!
2つ目はEXPO 2025 Visitorsです。
このアプリはパビリオンやグルメなどの情報からトイレの場所まで確認できます。
また、万博のイベント情報なども調べることができるなど事前の情報収集や当日のプランニングにとても便利なアプリです。
上記アプリを使いながら事前にどのようにパビリオンをまわるかなどを考えてはいかがでしょうか。
また、パビリオンを予約できなくても大屋根リングを歩いたり、各国のグルメを楽しんだり、様々なイベント(具体的にはこちらのページを参考にご覧ください)が会場内で行われているので見に行ったりと様々な楽しみ方があるのではないでしょうか。
特に海外のパビリオンが行っているイベントでは普段はなかなか見聞きできない民族音楽やダンスなどを体験できるので、それだけでも非常に楽しいと思います!一度気軽に万博に行ってみて楽しんではいかがでしょうか。
次回は、広報モニターのYさんご夫婦と一緒に万博を体験する模様をレポートしますので是非ご覧ください!