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by okazaki

HELLO CYCLINGの電動サイクルってどんなもの? (その1) ~ペダルをこがずにラクラク移動~

「電動サイクル」をご存じでしょうか?電動キックボードと同様に法律上は「特定小型原動機付自転車」に分類される乗り物ですが、見た目はまるで自転車そっくり。しかもフル電動でペダルをこがずに移動できるのが最大の特長です。
大阪府堺市では、2024 年7 月16 日から2026 年3 月31 日までHELLO CYCLINGの「電動サイクル」のシェアリング実証事業が行われています。(2026年4 月1 日以降も事業継続予定です。)
今回は、スマリオ公社賃貸住宅が多く建ち並ぶ堺市の泉北ニュータウンの茶山台地域で、「電動サイクル」シェアリングを実際に体験してきました!
利用方法から乗り心地まで、体験レポート形式でご紹介します。
※本記事の風景写真は2025年3月に撮影されたものです。

電動サイクルとは

「電動サイクル」は、2023年7月の道路交通法改正により利用可能となった乗り物で、16歳以上であれば運転免許は不要で利用ができます。
着座式で重心が低く、座席に体重を預けられる安定感があり、自転車と同じ操作感で初めての乗車でも安心して走行が可能となっています。

まずはアプリで準備

「電動サイクル」を利用するには、まず、OpenStreet(株)の「HELLO CYCLING」アプリをスマートフォンにダウンロードする必要があります。(「電動サイクル」ステーションの看板にある二次元コードからもダウンロード可能です。)
アプリで会員登録(無料)を行い、電話番号・氏名・支払方法などの情報を入力。利用前には、アプリ内の「交通ルールテスト」に全問正解し、年齢確認書類(運転免許証の写真など)を提出する必要があります。
テストはクイズ形式で分かりやすく、間違えてもすぐに再チャレンジできるので安心です。
※交通ルールについては、HELLO CYCLING公式サイト特定小型原動機付自転車(特定小型原付)交通ルール | HELLO CYCLINGでも確認できます。(利用方法や事故発生時対応などについても記載されています。)
また、自転車同様に乗車用ヘルメット着用は努力義務となっています。

泉北ニュータウンで乗ってみた!

「電動サイクル」の実証事業が行われている堺市の泉北ニュータウンは、1967年にまちびらきされました。計画的に整備された緑豊かな大規模ニュータウンで、スマリオ公社賃貸住宅などの団地やマンション、戸建て住宅が建ち並ぶ大阪のベッドタウンです。今回は泉北ニュータウン内の泉北高速鉄道「泉ヶ丘」駅から徒歩すぐにある「電動サイクル」ステーション「堺市立ビッグバン 駐車場入り口」から乗ってみました。
「電動サイクル」ステーションにて、「電動サイクル」のレンタル手続きを行います。まずは、利用したい「電動サイクル」を選んで、車両後輪のスマートロックにある二次元コードをアプリで読み取り、車両を選択・予約。予約内容が表示されますので、内容を確認し、支払方法の選択を行います。
その後「解錠」ボタンを押すとロックが解除され、すぐに乗車できます。

初めてでも安心!操作もラクラク

右手のハンドルにあるスロットルをゆっくり回すと、電動でスムーズに発進。初めてでもすぐに慣れて、普通の自転車と同じような感覚で運転できます。
「電動サイクル」は基本的に車道の左側端を走行しますが、「普通自転車等及び歩行者等専用」の道路標識等が設置されている歩道は、歩道可モードに変更の上、走行が可能です。
速度モードは2種類あり、
 ・車道専用モード(最高速度20km/h)
 ・歩道可モード(最高速度6km/h)
から選択できます。今回は歩道可モードで出発しました。

緑あふれる街を走ってみて

「泉ヶ丘」駅前は、デパートやショッピングモール、飲食店街など様々な商業施設があります。また、「泉ヶ丘」駅を最寄り駅とする高校や大学もいくつかあり、若い学生からご年配の方まで、たくさんの人が行き交うにぎやかな街並みですが、この駅前エリアを抜けると、景色が一変。木々が生い茂る緑豊かな風景が広がります。
近くの大蓮公園で「電動サイクル」を一旦停めて休憩。自然の中でリフレッシュできました。
アプリでスマートロックを解錠して再び乗車。続いて公園から道路を挟んで東側の茶山台地域に入ります。茶山台地域は「泉ヶ丘」駅から徒歩10分程度の好立地に位置し、スマリオ公社賃貸住宅の茶山台団地をはじめ、多数の団地や戸建て住宅が建っています。緑が多く季節の移ろいも楽しめそうな街並みですが、坂道もたくさん。江戸時代に藩主の「茶亭」のあった「お茶山」の跡であることから、茶山台と名付けられたとか。歴史のある山を切り開いてまちを造ったということで、坂道の多さにも納得です。
「電動サイクル」ならペダルをこぐ必要がないので、坂道が多い茶山台地域での移動もラクラク、スイスイと進み、快適でした。

返却も簡単!好きな場所でOK

茶山台地域をぐるりと巡ったあと、乗車時とは別のステーション「泉ヶ丘センタービル」で「電動サイクル」を返却しました。このステーションは「泉ヶ丘」駅前にあり、駅周辺のお店でショッピングを楽しむことができました。出発した場所とは違うステーションでも返却できるのが、このシェアリング事業の便利なポイントです。
返却時もアプリでスマートロックを操作するだけ。車両後部の二次元コードを読み取り、アプリ上で返却操作を行えば完了です。手間も時間もかかりません。
料金は、利用した時間に応じて加算される仕組み。事前にアプリに登録した支払い方法により、利用後に自動で決済されます。
※料金体系は変更される可能性があるため、最新の情報はアプリまたはHELLO CYCLING公式サイトでご確認ください。
▶︎ HELLO CYCLING公式サイト(利用料金表)利用料金表 | HELLO CYCLING

こんな人におすすめ!

「電動サイクル」は、次のような方に特におすすめです。
 ・坂道の多い地域でラクに移動したい人
 ・汗をかかずに、快適に移動したい人
 ・時間を気にせず、自由に観光や買い物を楽しみたい人
 ・自転車のように気軽に、電動の力でスイスイ移動したい人

今回は現地のステーションに行ってから操作しましたが、アプリの地図画面から対応ステーションを確認して、事前予約することも可能です。
混雑時や、目的地が決まっているときには、事前に予約しておくとスムーズです。
「電動サイクル」は、ペダルをこがずにスイスイ進める快適さと、アプリで気軽に操作できる便利さが魅力。気軽に坂道でのお出かけも楽しめますので、是非、お試しください。
最寄りのステーションの情報など詳細については、下記のHELLO CYCLING公式サイトをご覧ください。
≪HELLO CYCLING≫ https://www.hellocycling.jp/

今回の「電動サイクル」乗車は歩道可モード(最高速度6km/h)を選択しましたが、次回の「HELLO CYCLINGの電動サイクルってどんなもの?(その2)」では、車道専用モード(最高速度20km/h)でのレポートを予定しています。今回走行したのは茶山台地域だけでしたが、次回は車道を走行して、泉北ニュータウン泉ヶ丘エリアをさらにスイスイと広く巡り、スマリオの団地とその近隣の魅力スポットもご紹介。どうぞお楽しみに!

≪泉北ニュータウンのスマリオ公社賃貸住宅≫
今回の体験エリアである泉北ニュータウンには、スマリオの団地が多数あります。緑豊かな街並みと便利な交通アクセスに加えて、「電動サイクル」のような新しい取り組みも進んでいます。
https://www.osaka-kousha.or.jp/oph-search/list/?p=1&ct=29