団地で心地よく暮らす工夫など、お住まいの方の「スマリオの暮らし」をご紹介。
今回は、スマリオ 茶山台団地に住まわれて2年半になるDさんご家族にスマリオの暮らしごこちを伺ってきました。
目次
団地だけど “面白い家”、スマリオのニコイチで見つけました
― スマリオの団地に引っ越ししようと思ったきっかけは何ですか?
「以前に住んでいた所は、ハザードマップ上では何も問題なかったものの、ゲリラ豪雨の時に周辺環境に不安を感じて、子どもを守るためにも引っ越ししなければと思ったのがきっかけですね。今は、そういった不安になるようなこともなく、団地暮らしを選んでよかったと感じています」
― お部屋探しにスマリオの団地を選ばれた決め手はありますか?
「部屋探しを “面白い家、大阪” で検索して、スマリオのニコイチ(注1)を知りました。だけど、その時は申込締切が下の子の出産前だったので見送りました。でも、その後もニコイチが気になっていたので、今のお部屋の募集が始まった時に見学に来ました。そしたら、空が広くて眺望が良く、周辺環境にも緑が多くていいなと感じて、このお部屋に決めました」
― ニコイチのお部屋に住んでみていかがですか?
「ニコイチの広さは魅力ですね。当初はベランダつながりの部屋って、使いづらいのかなと考えていました。しかし、僕はフルリモート勤務なのですが、ニコイチの間取りは、居住部分と仕事部屋を分けることができているので、仕事しやすくていいなと思っています。このニコイチのお部屋は、部屋が団地らしくないので、友人たちを自宅に招くと驚いてくれる反応を見るのも楽しいです」
団地暮らしの人付き合い、付かず離れずのいい距離感
― これまでに住まわれた民間賃貸住宅と比べて、団地の印象はどうですか?
「入居前に団地に抱いていたイメージだと、もう少し人付き合いが濃いような気もしていたんですが、普通で気にならないです。団地だからといって、他の民間賃貸住宅と特に何も変わらないですね」
― これから団地暮らしを検討する方に向けて、団地暮らしの人付き合いがどんな感じか教えてください。
「団地内でお住まいの方に会うと、みなさん挨拶してくれます。茶山台としょかん(注2)に行くと他の住民の方とお話しする機会を持てますし、やまわけキッチン(注3)のスタッフもお会いすると気にかけて声をかけてくれます。団地内で開催されるイベントに参加すると皆さん親切ですし、付かず離れずの距離感で住みやすいです」
― 団地の自治会に関わるのは、煩わしかったりしますか?
「昨年は自治会の階段委員を担いましたが、特に煩わしいということもなかったです。むしろ、同じ階段にお住まいの方々と話す機会を持つことができて、階段委員をしてよかったと感じています。同じ階段の方々にも親切にしてもらって、良くしてもらっています」
山も海も花火も見えて、空が広い!眺望の良さ
「この眺望の良さがお気に入りです。本当にこの景色の良さは、何事にも代えがたいというか。山も海も見えて、夏には花火も見えたりするんですよ。どこの地域かもわからない遠くの花火だったり、近くだったりと色々な花火が見えるんです。ハーベストの丘の花火も。やっぱり、部屋から花火が見えるのは嬉しいです」と奥さま。
ベランダから複数の花火が見られる団地暮らし、テンション上がりますね。
子どもを抱っこして上がる時など、4階は階段がつらいと感じる部分もあるものの、4階だからこそ、このお気に入りの眺望の良さがあると思うと、階段の上り下りを頑張れているそう。
リビングの窓辺は家族みんなのお気に入りスペース
リビングの窓辺にあるソファを置いてあるスペースが、家族みんなのお気に入りの場所。
明るくて景色が良く、窓を開けると風が通り、とても居心地がいいんだそう。
「ここから虹が見えることもあって、その度に家族で大盛り上がりしています!本当にきれいなんですよ」と、ご家族でお気に入りポイントを教えてくれました。
「団地暮らしになって、窓から入る光が多くて、部屋が明るいです。やっぱり、明るい部屋はいいですね。気持ちよく過ごせます」と奥さま。
取材に伺ったこの日は、いまにも雨の降りそうな曇り空でしたが、この明るさ。
こんなに日が差し込む環境も、団地暮らしのいいところですね。
気分よく過ごすポイントは「暮らしをお気に入りで彩る」
アートで彩られているリビングの壁。
幼稚園から持ち帰ってきたお子さまの作品なんだそう。芸術的センスが光っています。
優秀賞で表彰されたカニが描かれたイラストとともに、はにかむ様子が可愛いです。上手ですよね。
奥さまの癒しである推しのスペースも。見ているだけで、心が安らぐ効果があるそう。
「お気に入りを見て、聴いて過ごす時間に幸せを感じます」と、奥さま満面の笑みです。
暮らしの中で何気なく目に入るインテリアだからこそ、お気に入りだと、気分よく過ごすことができますね。
茶山台団地Dさんご家族の「スマリオの暮らしごこち」、まだまだ続きます。
▼ 後編はこちら
【注】
1)ニコイチ
上下・左右に、団地の2戸を1戸としてリノベーションした部屋タイプ。
2015~2022年度に毎年テーマが異なるさまざまなプランのニコイチのお部屋を展開。
2017年にはグッドデザイン賞も受賞。
2)「茶山台としょかん」
茶山台団地内で使われていなかった19棟集会所で始まった、本を介したコミュニティースペース。
団地住民はもちろん、誰もが自由に参加できる。平日の午前中は近隣マダムの憩いの場で、午後は小学生が宿題をしたり、土曜日の午前中は未就学児連れの親子が遊びに来たりと、時間帯によってバラエティーに富んだ表情をみせる。
毎月「まちかど保健室」や「スマホのお困りごと相談」など、さまざまなイベントを開催中。
開館:水の13:00~17:00、金・土の10:00~17:00(12:00~13:00は閉館)
※開館状況など詳しくはインスタグラムでご確認ください。
3)やまわけキッチン
茶山台団地21棟の1階にある、旬の食材を使った手作り惣菜が好評のお店。
物理的にも精神的にも様々なことを山分けて、関わる人みんなの幸福度を上げる地域の拠り所。
食事を楽しむだけでなく、住民らの交流の場にもなっている。
営業:月・火・金・土の11:00~15:00
※営業状況など詳しくはフェイスブックでご確認ください。