築年数が経った団地も、DIYでおしゃれで快適な空間に変身!「賃貸の団地って、どこまでDIYしていいの?」そんな声が聞こえそうですが、公社賃貸住宅スマリオの団地は、申請すればDIYもOKな物件が約12,000戸もあるんです。
今回は、晴美台団地にお住まいのUさんに、100均のアイテムなどを活用してできる、DIYのコツを伺いました。
目次
子育てにもピッタリな物件
Uさんファミリーは、お母さんと息子さん2人の3人家族。スマリオの団地に住んで8年になります。そんなUさんに、スマリオに入居を決めた経緯を伺いました。
公社職員:本日はよろしくお願いします。まず、スマリオの団地を選んだ決め手は何だったのでしょうか。
Uさん:当時は、息子たちが5歳と2歳と幼かったため、私の実家が近いこちらの物件を選びました。
公社職員:ご実家が近いと、いろいろ手助けしてもらえることも多く安心ですよね。
Uさん:近くに小中学校があり、落ち着いた環境で子育てにもピッタリなところも決め手になりましたね。手ごろな家賃も魅力的でした。
晴美台団地までは、最寄り駅である泉北高速鉄道「泉ヶ丘」駅からバスで約5分。
通勤・通学の時間帯には1時間に5本程度の運行があります。駅前にはショッピングセンターもあり、子育て世代にも住みやすい環境です。
それでは早速、おうちの中を快適にする、UさんのDIYを見せていただきましょう。
きっかけは1枚の壁紙
Uさん宅は、まるでモデルルームのようにおしゃれな空間。モノトーンで統一した部屋は、背の高い家具を置かずに、空間を広く見せています。
「ここに入居するまでは、クギも打ったことがなかったんです」(Uさん)
そんなUさんがDIYをはじめたきっかけは、壁についた子どもの食べこぼしが、シミになってしまったことでした。「あるとき、スマリオの団地は申請したら壁紙を貼りかえても良いと知りました。それで食べこぼしが付いた部分の壁紙を貼りかえたら、すごく雰囲気が変わったんです」(Uさん)
1枚の壁紙からはじまったUさんのDIY。もともとインテリア好きだったため、そこからどんどんハマっていったのだそうです。
中でもこだわったのが、キッチンと洗面台のDIYでした。
片付けやすさ最優先!キッチンのこだわり
まずはキッチンからご紹介。「キッチンの壁がグレーのタイルなので、キッチンツールをタイルと同系色の黒、つや消しのシルバー、グレーで統一しました」(Uさん)
なるほど、アイテムを同系色でまとめることで、ごちゃっとならずにスッキリ見えているんですね。
さらに、お菓子作りの道具などあまり使わないものは、手が届きにくい上段に収納しています。
収納にはニトリや無印良品、100均ショップのアイテムを愛用。同じアイテムは買い足しやすく、重宝するそうです。
また、気に入ったものには妥協はしないのだとか。
「例えば、このおたまは1,000円ほどしたのですが、丈夫で使いやすく、デザインも気に入っています」(Uさん)多少高くても、気に入ったアイテムの方がテンションが上がるし、質も良いので、結局長く使うことができるそうです。
片付けのコツは引き算
「食器が好きなのですが、棚に入るだけと決めています」(Uさん)
ものを増やさないことが、片付けを楽にするコツなのだとか。
「洗うのがめんどうで、三角コーナーと水切りカゴもなくしました」(Uさん)
三角コーナーの代わりに、排水溝のカゴに不織布をはめ、毎日夜に捨てています。
これならニオイも気にならず、一石二鳥ですね。
水切りカゴの代わりに厚手のタオルを使用。洗った食器は広げたタオルの上に置き、食器を片付けたら、毎日タオルを取り換えるようにしているそうです。
タオルは3枚でローテーション。これで水切りカゴのヌルヌル洗いとも、おさらばできます。吸水マットなども市販されていますが、タオルならすぐ洗える点がいいそうです。
「普段は仕事で忙しいので、片付けやすさを最優先で収納しています」(Uさん)
忙しいからこそ、少しでも家事の手間を減らす工夫をしているのですね。
キッチンに置いたスピーカーでお気に入りの音楽を聴きながら、毎日の家事を楽しんでいるそうです。
少しの工夫とアイディアで快適で素敵な空間のUさんのキッチンをご紹介しました。
後編では、Uさんが最も力を入れて取り組んだ「洗面台DIY」についてご紹介します。
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