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by マッキー

DIY★お宅訪問vol.6 本格DIYでアトリエのある理想の暮らしを実現 香里三井C団地K様宅 

公社賃貸住宅スマリオにお住まいの方のDIYの実例をご紹介。今回は、香里三井C団地にお住まいのKさんに「ニコイチ」でのDIYについて、お伺いしました。

「ニコイチ」とは、左右2戸の部屋をくっつけて、1戸にリノベーションしたお部屋。ゆとりのある間取りで、子育て世代や二世帯住宅としても人気の物件です。

理想の住まいを求めて

Kさんは日本画家、奥様は美術家のご夫婦2人暮らし。こちらの団地に越してきて、約1年半になります。今回はお二人に、ニコイチの団地を選んだ理由や、DIYの進め方などをお聞きしました。

 

まずは、こちらの団地を選んだ理由を教えてください。

 
 

ネットのおもしろ物件サイトを見るのが好きで。そこでニコイチの存在を知りました。結婚を機に、大阪に引っ越すことになったため、それなら、ニコイチの物件に住んでみたいと思ったんです。

 
 

ニコイチは物件の数自体が少ないので、空きがあってよかったです。

 
 

最初に探したときは埋まっていたのですが、たまたまここが空いたんです。これを逃したら、また埋まってしまうと思って、早めに契約を決めました。

 
 

そうだったのですね。DIYに目覚めたのは、入居されてからでしょうか?

 
 

僕がもともとDIY好きで。DIYができる物件ということで、ここに決めました。

 

香里三井C団地の近くには、大きなホームセンターがあり、DIYの材料がそろえやすい場所です。それでは、Kさん夫婦の理想の家づくりを見せていただきましょう。

作業がしやすい広々スペース

Kさんご夫婦

京都の美術系大学で出会ったというKさんご夫婦。玄関を入ると、Kさんが描いた大きな日本画が出迎えてくれます。

日本画が目を引くリビング

入り口のあるお部屋には、キッチンやリビングのほかに大きな作業テーブルがあり、奥様の作業場も兼ねています。この作業テーブル、じつは奥様作。足の部分を自ら溶接し、天板にニスを塗って仕上げたという本格派です。

広くて使いやすい作業用テーブル

「これがあると、思いついたときにすぐに作業に取りかかれるんです」と、奥様。テーブルや本棚は事前に作って、ある程度組み立てた状態で運んできたのだそうです。

 

キッチンスペースにも、DIYでホワイトの棚を作って便利に

こだわりのアトリエ

ニコイチとなった2部屋をつなぐ通路には、お風呂やトイレ、洗濯スペースが。奥の部屋には、寝室とクローゼット、そしてKさんのアトリエがあります。

白い壁はDIYで足したもの

今回のDIYの一番の特徴は、なんと壁を増やしたこと。もともと1つだった部屋を仕切って、アトリエと絵の具棚、倉庫兼ウォークインクローゼットを作ってしまったのだそうです。

壁で仕切られたアトリエスペース

どうやって、DIYで壁を作ったのでしょうか。「基本は作品パネルを作る工程と同じ。木材で枠組をつくり、板を接合して作りました」と、Kさん。作品制作の際の技が、DIYにも生きているのだそうです。

制作中のKさん

壁を作った理由を伺うと「制作に集中するためです。壁で空間を仕切って、落ち着いてこもりたいと思いました」と、Kさん。引っ越しを機に、理想のアトリエを作りたいと考えたのだそうです。

 
色彩が美しい日本画の絵の具

壁の後ろ側には、絵の具棚が。ビン入りの絵の具は、並べると色がよく映えて、使いたい色をすぐに手に取ることができます。

白い扉の倉庫の左半分は、ウォークインクローゼットになっています

アトリエの近くにもう一つ壁を足して、倉庫とウォークインクローゼットも作りました。倉庫には、大きなキャンバスや絵の材料をスッキリと収納。寝室側にあるウォークインクローゼットも、お二人の洋服が入るたっぷりの収納力です。

倉庫裏はクローゼットに

アトリエの壁には小さな窓があります。「近くの壁にデザインを合わせて、窓を作りました」と、Kさん。あまり意識せずに付けた小窓でしたが、奥様はとても助かっているのだとか。

この小窓からは、Kさんの邪魔をせずに、そっとアトリエの様子をのぞくことができるのです。「ごはんできたよ〜とか言って、ここから呼ぶこともありますよ」と、奥様。

アトリエの小窓

「壁のポイントはこの白さです。木材の木目が浮かないように、2〜3回白を重ね塗りしています」と、Kさん。作品をかけて楽しむために、壁の白さにもこだわったのだとか。

床に作業用のビニールシートを敷き、板に白を塗って、乾かしての繰り返し。壁作りでは、色塗りに一番手間がかかったのだそうです。

Kさん流、DIYの進め方

DIYなら、スペースに合わせて棚も作れます

DIYでアトリエを作ってしまったKさん。「入居前の内見でメモをとり、それをもとに見取り図を作りました」と、計画的にDIYを進められたそうです。

この見取り図をもとに、荷物を運んですぐにDIYを開始。土日を中心に作業を進めました。「毎週土日の朝イチに行くので、ホームセンターの店員さんに、職人だと思われていたようです」と、笑顔で話すKさん。

お父様がDIY好きで、その姿をみて育ったというKさん。「内見でここを見て、もっと住みたくなりました」と、丸ノコギリやインパクトドライバーなど、プロ仕様の工具も、そろえてしまったのだそうです。

そんなKさんに、DIYで苦労した部分をうかがうと「妻との、お互いの理想の家像のすりあわせですね」と、話してくれました。

1日で作ったという倉庫

シンプルな暮らしを好み、お部屋の機能面を重視する奥様。そんな奥様を横目に、どんどん作業を進めていくKさん。「この倉庫なんかも、1日で作ったんですよ。仕事から帰った妻をびっくりさせようと思って」と、Kさん。

小さく作り直した玄関の棚

横で話を聞いていた奥様が「せっかく作った玄関の棚を、使いやすいように、小さく作り直してもらったこともあります」と、教えてくださいました。

DIYで理想の家に

ニコイチに満足していると話してくれた、Kさんご夫婦

お二人に、ニコイチの良い点を聞いてみました。「ここはDIYがOKなので、何を作っても許容してくれる安心感があります。普通の賃貸では、こうはいかないですよね」と、奥様。

「広いので、作業スペースができて、DIYも作品も制作にすぐに取りかかれるところがいいですね」と、Kさんも満足そうです。

生活の中にあるアトリエ空間

現在も、部屋や家具に少しずつ手直しを加えながら暮らしているのだとか。「現状には、ほぼ満足しています。ただ、いまは玄関が狭いのが気になっていて。床部分もフラットなので、高さをつけるなどして工夫したいですね」と、Kさん。

思いついたらすぐDIY。アトリエと作業場も兼ね、いまも進化を続けるステキなお部屋。こんなお部屋を拝見したら、DIYにチャレンジしてみたくなってしまいますね。