1人暮らしの女性が犯罪に巻き込まれるリスクを軽減し、安全・快適に暮らすための気をつけたいポイントをご紹介します。
目次
Ⅰ 女性の1人暮らしであることが、わからないようにする!
● 室内の様子が見えない遮像カーテンをつける
室内からは景色が見えるのに外からは見えにくいカーテンなら、日中は光を反射して外からの視線を遮り、プライバシーを保護することができます。紫外線カットもしてくれるので、家具の日焼けや肌の紫外線対策に有効です。光の反射による遮熱効果もあるので、冷暖房の節約にもつながるとも言われています。
遮像カーテンは、ネット検索すると通販でも沢山ありますし、ニトリや無印良品でも取り扱われていますよ。
● 洗濯物はできるだけ室内干し
洗濯物は不審者にとって、外部から住んでいる人の性別や年齢層を予測できる情報源です。“男性の下着をカモフラージュに一緒に干すといい”と言われたりしますが、男性の下着が1枚だけ女性ものの中に混じっているのは不自然で、毎回同じものだと、さらに不自然にみられます。どうしても屋外に洗濯物を干したい場合は、男性物の洗濯物もワイシャツなどのバリエーションを増やしましょう。
また、洗濯物は在宅有無の情報源にもなります。夜まで洗濯物が干しっぱなしor雨が降っても洗濯物がそのまま⇒不在!と判断され、空き巣に狙われるリスクが高まります。
● 外部から目につく場所に女性ものを置きっぱなしにしない
ベランダに女性の履物を置いていませんか?履物も不審者にとっては良い情報源です。ユニセックスなデザインでもサイズで女性だと憶測されてしまうので、大きな履物サイズにするか、都度サンダルを室内に片付けましょう。 雨の日の帰宅時、色柄で女性ものとわかる傘を玄関先に置きっぱなしにすることも、同様に危険です。
● 個人情報のわかるゴミはシュレッダーする
個人情報のわかるものは、その部分を塗りつぶしたり、シュレッダーしてからゴミに出しましょう。そして、意外と見落としがちな “通販等で届いた段ボール”。必ず忘れずに、貼付された「送付状」を剥がして、ゴミに出しましょう。
Ⅱ 日頃から「防犯意識」を心がける!
● 玄関扉を開ける際に、周囲に不審者がいないことを確認してから開錠する。
大阪府警察のウェブサイトによると、自宅前で玄関ドアを開ける際に被害にあうケースもあるそうです。玄関を開けるとともに襲ってくるケースです。帰宅時、玄関ドアを開ける前に周囲に不審者がいないか確認しましょう。
万一、不審者がいた場合は、身の安全を確保の上で警察に連絡してください。無事だったからと連絡しないのではなく、記録として残すために、警察や住宅の管理会社に連絡することをおススメします。
● 訪問者には用件&身分を確認した上で、チェーンロックをつけたまま扉を開ける。
宅配業者の作業服を着て箱を持ち、宅配便を装って玄関を開けさせようとする犯罪者もいます。通販等で購入する場合は、あらかじめ配達時間を指定して、その時間以外の対応はしないことでリスク軽減が可能です。少しでも怪しいと感じた場合は、その場で対応せず、不在連絡票を入れてもらい改めて対応しましょう。
また、警察官を名乗り、偽の警察手帳を提示してくる場合もあります。 その場合は、まず警察署の固定電話に電話して、実際に在籍しているかどうかを確認しましょう。どこの警察署の電話番号も、末尾は全て「1234」です。警察官を名乗っているからと言って、むやみに信じるのは危険です。
Ⅲ 警察にアドバイスしてもらった「防犯ポイント」
さらに、筆者が警察の方にアドバイスしてもらった防犯ポイントをご紹介します。
★ 帰宅ルートは毎日変える!
毎日同じ時間帯・同じルートでの帰宅は危険です。帰宅ルートを何パターンか用意して、日々少しずつ帰宅ルートを変更しましょう。しかし、必ず、夜間は「明るく人目のある道」を選ぶことも忘れないでください。“後悔先に立たず”です。近いから、すぐそこだから、雨だからと暗い道を選ばないようにしてください。特に、雨の中では助けを求める声もかき消されてしまうことが考えるので気をつけましょう。
★ 帰宅時のスマホ使用やイヤホン使用はやめる!
スマホを使用しながら…イヤホンで音楽を聴きながら…といった、いわゆる”ながら歩き”での被害が多い傾向にあるそうです。スマホに注意を取られていると、近づく不審者に気づきにくくなります。また、イヤホン着用で音楽等を聴いている場合も、同じように不審者に気づきにくくなりがちです。帰宅時は視覚や聴覚の妨げになるものの使用は避けましょう。
★ 帰宅時に立ち寄るコンビニやスーパーは2人分!
帰宅途中に立ち寄るコンビニやスーパーから後をつけられることもあります。購入品から1人暮らしかどうかを判断してターゲット選ぶそうです。購入品は1人分でなく、同居人がいるかのように2人分以上のものを購入するようにしましょう。
★ エレベーターは1人でのること!
途中で不審者が乗ってきたら、扉が閉まる前にその場ですぐに降りましょう。カメラやドア窓でエレベーターの中がわかるようになっていても同じで、密室で2人きりになることを避ける必要があります。不審者は顔を覚えられることを嫌います。背後にまわりこむ隙を不審者に与えないように気をつけてください。不審者に対してはしっかり「ガン見」です!
警察の方に教えていただいたアドバイスをご紹介してきました。
※ 住まいを探す際は、大阪府警察HPにある犯罪発生マップを見ると、犯罪発生率が高い場所がわかるのでとても参考になりますよ。
防犯のためにオートロック付き物件を希望される女性は多いと思います。しかし、オートロック付きの物件でも、100%安全ではありません。 実際、オートロック&防犯カメラ&モニター付インターホン&駅近であれば、条件としては防犯面で安心できる物件といえます。でも油断大敵! 不審者はオートロックであっても、シレっと入居者の後をくっついてエントランスを通過してきます。オートロックの有無よりも大事なのは「防犯意識」です。不審者に遭遇する時間帯は必ずしも夜間・早朝だけとはいえず、例え休日の明るい昼間であっても遭遇する可能性があります。日中だからと油断せず、身を守るためには、常日頃から「防犯意識」を大切にしてください。
マンションが立ち並ぶ地域では、隣人の顔も知らない場合が多く、防犯上はあまりオススメではないと言われることもあります。住民同士のコミュニティは煩わしいと捉えられがちですが、昔から住んでいる方が多い住宅や地域は人の目が多いので、防犯効果に繋がると言われます。大家さんが同じ建物に住んでいるマンションや自治会があり住民同士が緩やかに繋がる団地を選ぶと、防犯面では心強い可能性が高いです。団地は家族向けだと思われがちですが、単身入居も可能なので、物件選びの選択肢に入れてみてくださいね。
保証人ナシOK!敷金0円、仲介手数料・礼金0円のスマリオ
自分好みにDIYができる住戸などバリエーション豊か。それぞれのお客様のニーズに合った住まいを通じて、理想のライフスタイルを提供します。
70年の実績を持つ公社が提供する住まい
オーナーである公社が豊富なノウハウを生かして、建設から管理までトータルで住まいを提供。安心して長くお住まいいただける賃貸住宅です。
保証人ナシもOK!
賃貸の保証人って身内であっても頼みにくい場合もありますよね。スマリオなら公社指定の保証会社をご利用いただければ保証人ナシでご入居いただけます。
※保証会社のご利用にあたっては保証会社の審査があります。
コストパフォーマンスの高い住まい
仲介手数料0円、礼金0円、敷金0円(※)で、初期にかかる費用をカット。更新料もかかりません。コストをかけず、ゆとりあるくらしを実現します。
※公社指定の保証会社をご利用の場合
緑豊かなゆとりある住環境のある住まい
地域のまちなみに溶け込み、買い物や子育て環境が充実した緑豊かなゆとりある住環境で、居心地の良いくらしを提供します。
ライフスタイルや予算に応じた多様な住まい
多様な間取りに加え、DIYができるお部屋やリノベーションしたお部屋など、さまざまなプランをご用意しています。
24時間365日、緊急時も安全・安心の住まい
日常の突発的な設備トラブル対応や、災害など緊急時のご相談対応を24時間365日受付しています。
■お部屋探し情報
大阪府住宅供給公社が提供する賃貸住宅『 SMALIO(スマリオ)』は、大阪府内に約2万戸。
一人一人のライフスタイルに応じて、どんな人にも自分らしい、笑顔あふれるくらしをお届けします。