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room
by M

スマリオの暮らしごこち ~茶山台団地 Aさんのお部屋~ 前編

団地で心地よく暮らす工夫など、お住まいの方の「スマリオの暮らし」をご紹介。
今回は、スマリオ茶山台団地に住まわれて1年のAさんご夫婦のお部屋にお邪魔してきました。

心地よい暮らしの原点は、グリーンの壁

絶妙なグリーンの壁が彩るダイニング。この壁はお二人でペイントされた、DIYの原点なのだそう。

「僕たちにとっての最初のDIYの成功。これをきっかけに、あちこちチャレンジしてみたくなったんやと思います」と旦那さま。

「グリーンの色は、実は私の家族には反対されたんです。『もう少し淡い色にしたら』って。でも、実際に塗ってみたらやっぱりよかった。自分で選んだ色を自分で塗ると、部屋の印象がこんなにもガラリと変わったことが嬉しくて。それで、この壁をインテリアの主役にしようと思ったんです」と奥さま。
お二人の気に入りであるグリーンの壁は、奥さまのインテリアコーナー。季節ごとにディスプレーを変えて楽しんでいるそうです。

お邪魔した3月はミモザのディスプレー。
「本物の花を飾るのもいいけれど、百均でミモザの絵を見つけたので、これもいいなと思って」とほほ笑みます。

ちなみに、絵を飾っている木材部分も百均だとか。グリーンの壁にインテリアのセンスが光る、ステキなダイニングですね。

DIYできるお部屋で、暮らしが豊かに

お二人はもともとDIYが得意だったのでしょうか? 
「彼はDIYやったことがなかったんです。この家に来て、DIYの練習をさせてもらってる感じです」とのこと。
「僕はイケイケドンドンな性格なんで、やりすぎてたまに怒られるんですけどね(笑)」。
DIYのアイデアは奥さま、作業するのは旦那さま。
役割分担だけでなく、お二人は会話もテンポよく息がピッタリ。

では、お部屋探しはDIYのできるところを探していたのかと思いきや…
「もともとは新しくてきれいな家がいいなあとぼんやり思っていました」とニコニコと話される、お二人。
えっ? それなのに、なぜ築52年の団地を選ばれたのでしょうか??

「ちょうど茶山台団地で新しいニコイチ(注1)の募集があり、最初はそっちを検討してたんですが、物件サイトを見ていると、この2LDKの間取りの方が自分たちには合っているし、家賃も安いなと。実際に見に来てみたら、壁が真っ白で床も新しいシートに張り替えてあり、とても印象がよかったんです。家賃が安いのでその分貯金もできますし、趣味の旅行にもお金が使えるなと思いました」。

堅実に住まいの費用を抑えながら、二人の共通の趣味である旅行も楽しむ暮らし、いいですね。

しかし、古い団地にはエアコンなどを自ら設置しないといけないお部屋も多いはず。不便に感じる面もあったのでは?と伺ってみたところ…
「照明やガスコンロ、エアコンといったものが全て備わっていなかったのが逆に良かったですね。何もないところから始まって、自分たちで考えて、そろえていって、作り上げていく。そういう楽しさが無限大の家だなと思います。こんな風に古いお部屋でも、自分たちで工夫しながら作り上げていくのも楽しいと知りました」と、団地のデメリットもメリットに感じているそう。

暮らしの中で日々感じる「こうしたい」という希望を、どんどんDIYで形に。困ったときは二人で相談して、解決して…と、そのプロセスも楽しんでいる様子。

DIY初心者だったにもかかわらず、こんなにも楽しそうにDIYの魅力を話してくれたお二人。
そのきっかけを知りたくて、さらにお話を深堀りしてみました。

DIYを始めたきっかけ「つくろう家Basicレクチャー」

~「つくろう家Basicレクチャー」とは?~
スマリオのお部屋プランの一つの名称。
プロの指導を受けながらお部屋の壁や建具をペイントできるプロの指導(レクチャー)を受けながらDIYペイントできるプラン。プランの利用は無料。DIYペイントに必要な塗料や道具もついてきます。
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つくろう家Basicレクチャープランって具体的には何をするの?

やってみたいけれど、実際にするのは面倒くさいな…というDIYあるある。
お二人がDIYを始めるきっかけになったのは、「つくろう家Basicレクチャー」付きのお部屋を選んだことだったそう。
冒頭のグリーンの壁のペイントも、このプランによるものなんだとか。
「つくろう家Basicレクチャー」には必要な塗料も道具もついてくるので、初めての方も始めやすいのがいいですね。
しかも、塗料は300色×3つの質感から、4種類を選ぶことができるプランなので、自分好みのお部屋が叶います。

また、引越し前にDIYするための期間が設けられているため、室内に荷物のない状態で広々と作業ができるのもいいところ。しかもDIYにかかる作業期間中の家賃は無料です。作業には奥さまの姉妹の方たちも参加されて、ワイワイ楽しい時間だったとか。
「講師の方の教え方がむちゃくちゃうまくて、2回のレクチャー後は、自分たちだけでも問題なく塗れるようになりました」と旦那さまの弾む声に、聞いているこちらも楽しい気分に。

DIYで暮らしをつくりあげていく楽しさ

「つくろう家Basicレクチャー」でDIYの楽しみに目覚めたお二人。レクチャー時の余った塗料を使って、引越し後も自分たちで壁やふすまなどを塗り替えていきました。ダイニングのグリーンの塗料の残りは、玄関扉の上に。
玄関上のアクセントカラーは初めて拝見しましたが、玄関の印象が明るくなっていいですね。

絶妙なアースカラーの壁色のリビング。リラックスできそうな、落ち着いたいい色になっています。

ふすまもアースカラーの2トーンでモダンな雰囲気の仕上がりに。

「塗装を綺麗に仕上げるコツは、養生テープが8割。塗り終わった後に養生テープをはがす瞬間が最高に楽しかった!」と当時を振り返る旦那さまは、今ではホームセンターに行くのが楽しくてしかたないというほどはまっているそう。
この1年間で数十カ所もDIYされたんだとか。

既製品のようなキッチンカウンターも、旦那さまの作品。
「このキッチンカウンターの材料費は約5000円でした!思い描いたものが、こんなにリーズナブルに形にできるのもDIYならではですよね」。旦那さまの腕前、凄いですね!と取材班が絶賛していたところで、
「実はここの茶山台団地にある“DIYのいえ”で木を切ってくれて、組み立て方も教えてくれたんです。だから、僕は欲しいサイズの寸法通りに切って、それを電動ドライバーで組み立てただけ(笑)」と、思わぬ種明かし。
謙虚に組み立てただけなんて話されていますが、とても立派な出来栄えです。

DIYの心強い味方「DIYのいえ」

~「DIYのいえ」とは?~
茶山台団地にある、DIYの達人に相談ができるワークスペース。誰でも利用できるので、周辺団地からの利用者も。あらゆる工具が揃い、無料で使用できる。手取り足取りサポートしてくれるので、DIY初心者でも安心。
営業:土日 10:00~17:00

※営業状況など詳しくは インスタグラムでご確認ください

「スタッフの方がとてもやさしくて、親身になってくれるんです。そこで教えてもらわなかったら、ここまでDIYをやろうという気にはならなかったと思います。DIYのいえ、いいですよ」と “DIYのいえ”推しの旦那さま。「DIYをやってみたいけど、どんな材料や道具を選んだらいいかもわからないから、なかなかスタートができないっていう人が多いと思います。友達にも、DIYを教えてもらえる場所が身近にあるのがいいなって言われるんです」と続ける奥さま。

なんでもネット検索で便利な時代だけれど、やっぱり、それぞれの希望のサイズ感などの仕様を形にするには、実際に会ってプロのアドバイスをもらえるって大事。しかも、ビギナーにも親切だとは嬉しいかぎりです。
必要な道具をそろえるのにもお金がかかってしまうことを考えると、初心者にはDIYの敷居が高く感じられますが、必要な道具を無料でレンタル可能とはありがたいですよね。

DIYが身近に感じられる環境がある団地、おススメです。

【注1】 「ニコイチ」
団地の隣同士の2つのお部屋を1つにくっつけて大胆リノベーションされたお部屋。
ニコイチのお部屋はそれぞれ異なったコンセプトのもとにデザインされており、その高いデザイン性から過去にはグッドデザイン賞なども受賞。

茶山台団地Aさんご夫婦の「スマリオの暮らしごこち」、まだまだ続きます。
▼ 後編はこちら