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by M

スマリオの暮らしごこち ~茶山台団地 Aさんのお部屋~ 後編

団地で心地よく暮らす工夫など、お住まいの方の「スマリオの暮らしごこち」をご紹介。

スマリオ茶山台団地に住まわれて1年のAさんご夫婦のお部屋の後編です。
 ▼ 前編はこちら

衝撃的なデメリットも、ひと工夫DIYで解消

「衝撃的だったのは、トイレの蓋がないことでした」と明るく笑い飛ばす旦那さま。
はい、確かに。民間の賃貸住宅ではトイレの蓋がないってあまりないかも。

「トイレの蓋」問題の解決策を考えた結果、温水洗浄便座を購入して取り付けることに。(注)

ところが、ホームセンターで温水洗浄便座のセットと必要な工具を買って来たものの、セットに含まれていた給水ホースでは長さが足りず、プロ用の材料がそろうコーナンプロにまで足を運んだそう。
こうして無事に「トイレの蓋」問題も解決。
想定外の問題もDIYでクリアして、ますます心地よい暮らしが手に入りました。

また、トイレの温水洗浄便座に次いで苦労したのがテレビの配線だったそう。「彼は食事中にテレビをつけるとご飯が食べられなくなってしまうんです。だからダイニングではなく、リビングにテレビを置くことにしました」と苦笑いの奥さま。

ところが、テレビのアンテナ端子はダイニングにしかありません。そこで、旦那さまはリビングまで届く長さのケーブルを購入し取り付けることに。ダイニングからキッチンと玄関の天井を通過して、リビングにまで伸びるケーブル、その長さ約20メートル。ケーブルを壁に固定する留め具は50個使用。

ケーブルは部屋の壁の色に合わせて白の配線カバーが取り付けられ、美しい仕上がりに奥さまも大満足。

取り付け作業は1日で完了したものの、苦労したのは材料探しだったそう。

「もくろみどおり過不足なく収まった時は、とてもうれしかったですね。でも、インターネットでぴったりの長さのケーブルを探すのに苦労しましたし、すべての材料をそろえるのに数週間かかりました」と旦那さま。

テレビの位置はテレビ端子のある部屋に縛られがちですが、DIYでこんなにも柔軟に理想を形にできるんですね。

押入れ収納もDIY、使い勝手のよいクローゼットに

築年数の古い団地あるある「クローゼットではなく、押入れ」。
やはり現代の生活スタイルにはクローゼットの方が使いやすいということで、ここでも旦那さまのDIYが大活躍。
上段はIKEAのハンガーラックを取り付けて、使い勝手の良いクローゼットに。下段は収納ケースを使用して、スペースを有効活用。

IKEAは北欧サイズのため、日本の生活様式に合わないこともありがちですが、そこは入念な旦那さま。しっかりサイズを測って、ちょうどいいものを見つけてきました。
洋服の肩幅も考えたうえで、ハンガーラックは3列設置。ふすまは取り外して、カーテンレールを取り付けています。

また、洋服をかけるDIYとして室内干しも設置されたそうです。
使わない時は、すっきり壁面収納できて邪魔になりません。
生活感がでる洗濯物の室内干しも、なんだかオシャレにすっきり感じそう。花粉が気になる季節や、梅雨の時期に大活躍の室内干しDIYですね。

このようにいたる所にDIYの工夫がみられますが、失敗はないのでしょうか?

「失敗はしまくりです。例えば、棚を取り付けるとき、場所によって材料や性質が違うので、同じやり方でもうまくいかないことがあります。常に学んでいる感じです。だからこそ工夫のしがいがありますし、とても楽しいです」と旦那さま。

例えばこちらは、床に物を置かずに済む、玄関前の廊下に設置されたラック。鞄やリュックをかけて、出かける準備に役立つアイテムですが…

実はよーくみると、土台の部分の木部が割れています…!些細なことですが、さまざまな経験がDIYの学びに活かされていくのですね。

厳選した「好きなものに囲まれ、丁寧に暮らす

「ここに引っ越すにあたって、荷物もずいぶん整理し、まさにゼロから暮らしを作ってきた感じです。そうすることで必要なものが分かるようになったし、住まいは自分らしく変えていけるんだなということが分かりました。今も完成形ではありません」と口をそろえるお二人。

必要なものが分かるようになったことで、厳選した好きなものに囲まれた暮らしができるようになったそう。

その一つが、食に関する道具。
Aさんご夫婦は共働き。
ともに忙しく、帰宅が遅くなることもあるそうですが、食べることをとても大切にされています。
以前は炊飯器を使用していたそうですが、現在は羽釜で。
こだわりの羽釜で炊いたご飯は炊飯器よりも美味しく、さらには、曲げわっぱのおひつを使用することで、格段にご飯が美味しくなり、大満足だそう。
しかも、炊飯にかかる時間はわずか30分。仕事後に帰宅してからでも、素早く晩ご飯ができあがるので助かっているのだとか。

疲れて帰宅しての晩ご飯の支度は大変ですが、そこにも時短の工夫が。
雪平鍋の上に中華せいろ用の台輪を置いて、みそ汁などを作りながら、その上でせいろで蒸し物のおかずができるという一石二鳥の時短アイデア。
蒸し物は野菜や魚も美味しく食べられてヘルシーで、イイことづくしですよね。

団地暮らしの工夫、棕櫚のほうき

自分らしいDIYや、好きなものに囲まれて暮らすことなど、心地よい団地暮らしの工夫は掃除にも。

平日は遅い時間に帰宅してから掃除機をかけると、近所迷惑になる可能性があるので、ほうきを活用しているそう。
平日はほうき、週末は掃除機と、掃除道具を使い分け。
ご近所迷惑にならないように配慮しながらの丁寧な暮らしに、ご夫婦のお人柄も感じられます。

お二人が愛用している和歌山産の棕櫚(しゅろ)のほうきは、ほこりを絡めとりやすく、繊維自体に油分があるため、床をサッと掃くだけでワックスとは違う天然のツヤが出る効果もあるんだとか。

高価なものですが「それだけの価値があります」と、使ってこそわかる質の良さ。
丁寧な暮らしを通して、改めて気づくものもありますね。

これからも「もっと帰りたくなる家」に

Aさんご夫婦のお部屋は、エレベーターなし団地の5階。光と風がよく入ります。

ベランダが広くて日当たりもよく、とても気持ちがいいので、靴下のままでサッと出られるようにウッドパネルを敷いて快適に。
さらに今後は、景色を楽しみながらお茶を飲めるようなスペースにしたいと思っているそう。
眺望抜群で遠くの山まで見渡せて、ベランダカフェにはもってこいですね。

DIYの腕をあげるにつれてできることが増え、ますますやってみたいことが増えているという旦那さま。
「脱衣室が狭いので、洗面台の周りにカーテンを取り付けて脱衣スペースにできたらいいかな」と今後のDIYについても話し合っているんだとか。
住まいをよくするためのアイデアが尽きない様子、今後も続くDIYが楽しみですね。

最後に、1年住んでみての団地の印象を伺ってみました。

「団地ってどちらかというとにぎやかな場所だと思っていましたが、ここはとても静かで穏やかな場所です。意外でしたね」と奥さま。

旦那さまも「以前住んでいた集合住宅では、住民同士で挨拶をしない人もいましたが、ここでは顔を合わせば必ず挨拶をしてくれますよ」と、環境の良さを実感している様子。
「水回りなどは自分たちでは何ともできないので、多少不便を感じますが、できるところは自分たちで工夫して改善しているので住み心地は最高です。居心地が良くて、毎日早く家に帰りたいんです」と旦那さま。
「私は団地に隣接する大蓮公園、好きなんです。緑が近くにあるっていいですよね。駅からの帰り道に百貨店はあっても手頃な価格のスーパーがないので、買い物が不便に感じることもあるけれど、共働きなので週末に車でまとめ買いに行くことにしています」と、奥さまも総じて満足されている様子。

住めば都と言いますが、「こんな風に古いお部屋でも、自分たちで工夫しながら作り上げていくのも楽しいと知りました」と話すAさんご夫婦。

スマリオで「自分たちらしい暮らし」を手に入れ、心地よい空間を楽しんでつくっている様子がとても印象的でした。

注)温水洗浄便座を設置する場合、お住まいのスマリオを管轄するセンターに「模様替申請書」の届け出が必要です。

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