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by D

なぜ団地で一人暮らしはコスパが高いのか? その5つの理由

「コスパ良し」の団地で一人暮らしを始める方が増えています

皆さんは、引っ越し先の対象として団地を考えたことがありますか?

「団地ってファミリー向けでしょ!?」ってイメージをお持ちの方も多いでしょう。

意外に思うかも知れませんが、大阪府住宅供給公社が提供する公社賃貸住宅スマリオは、新しく入居される方の約40%が単身者、つまり一人暮らしの方なんです。

そもそも、公的賃貸住宅の団地で一人暮らしができることを知らない方も多いかも知れませんね。
最近、一人暮らしの方に人気の団地暮らし。その理由は「コスパの高さ」にあるんです。

団地で一人暮らしはコスパが高い5つの理由

 1.お手頃な家賃で部屋が広い
 2.綺麗にリノベーションされた部屋も
 3.DIYで自分好みの部屋にすることも
 4.敷地が広くてゆったりと建てられ、一つ一つの部屋の独立性が高い
 5.地震に強い壁式構造で安全・安心

節約して浮いたお金を自分の好きなことに回すこともできますね。これからの新生活に、団地を一つの選択肢として加えてみるのはいかがでしょうか?

1平方メートルあたりの家賃で考えると団地はお得!

昔ながらの団地タイプは、お部屋の専用面積40~50㎡前後の物件が多くあり、一人暮らし用の民間賃貸マンションよりもかなり広いと言えます。

家賃を比較するときは、1平方メートルあたりの単価で比較するとお得感が分かりやすくなります。

例えば、同じ50,000円の家賃であっても、20㎡であれば1平方メートルあたりの家賃は2,500円ですが、広さが倍の40㎡であれば、単価は半分の1,250円になります。

家賃50,000円で、広さが倍になると単価は半額 ⇒ コスパが高い!

最近は、働き方改革の一環でテレワークをする方が多くなり、これまで以上に住宅の広さを重視する人も増えています。

団地は広さに加え、静かで緑豊かな住環境の物件も多くあり、これからの新しい生活様式にピッタリと言えるかもしれませんね。

3DKの間取りもふすまを外せば2LDKに変身!

「一人暮らしに団地の広さ・間取りは必要ないし、使いにくいんじゃないの?」と思われている方も多いと思います。
確かに、団地は元々ファミリーをターゲットにつくられているので、主流は3DKタイプになります。
でも、部屋はふすまで仕切られたタイプが多く、ふすまを外せば広いリビングとして使うこともできますよ。

バルコニー側の日当たりのいいお部屋をリビングにしちゃいましょう!

また、個人の趣味部屋をつくったり、一部屋をまるまる収納にすることもできるので、使い方の工夫次第で快適な過ごし方ができるのではないでしょうか。

団地リノベーションで新しい設備の住宅も

団地と言えば、昔はキッチンや洗面に給湯設備がなかったり、浴槽がなかったりなど現在のニーズにマッチしていないものもありましたが、大阪府住宅供給公社が経営する公社賃貸住宅スマリオでは、現状は全ての住宅に給湯設備や浴槽が設置されています。

間取りも和室を洋室化したり、3DKを2LDKに変更するなど、使い勝手のよいタイプにリニューアルしたものもあります。

また、システムキッチン、天井、壁、床が一体となったユニットバス、テレビモニター付きインターホンなどの設置を行っているリノベーション住宅もあり、実際にお部屋を見学された方は、意外性に驚かれる方も多いですね。

団地リノベーションの一例

 

DIYで自分好みの住まいにすることも

公社賃貸住宅スマリオでは、全21,000戸の半数を超える約12,000戸の住宅で、DIYが可能です。

DIYできる賃貸物件は、世の中ではまだまだ少ないのでこれも大きなメリットですよね。

壁や天井の塗装替え、クロス張り替え、木部への釘打ちなど、公社があらかじめ用意したメニューのDIY部分は、退去時に元に戻す必要はありません。

▼スマリオの賃貸 de DIY 「つくろう家」はこちら

敷地が広くて日当たりが良い、風通しも良くて気持ちいい

団地は1つ1つの住棟がゆったりとした配置で建てられており、ベランダも南向きに面しているものがほとんどで日当たりが良いです。

テレワークなどで、これまで以上に家で過ごす時間が多くなるので、日当たりや風通しのよさはお部屋探しの大切なポイントになります。

また、団地の敷地内には公園や緑があることも多く、恵まれた住環境になっています。

周辺環境の良し悪しは優先順位が低くなりがち。でも実は住まい選びには結構大切な要素なんです。

階段室型住宅のメリット            

昭和40~50年代に建てられた団地の多くは、階段室型住宅です。

階段室型住宅というのは、隣り合う2つの住戸で1つの共用階段を持っている住宅のことを言います。

階段室型住宅の風通しのイメージ

階段室型住宅の風通しのイメージ


4階または5階建てでエレベーターや共用廊下がありませんが、そのため、北面と南面の両面に窓やバルコニーがあり、窓を開けると風通しの良い空間を実現することができます。

北と南の窓を開けると風の抜け道ができて風通しが良いので、お住まいの方の中には夏もエアコン無しで過ごしている方もおられるようです。

ただ、階段室型住宅のデメリットとしては、オートロックではないことやエレベーターがないことがあります。

地震に強い!「質実剛健」な壁式構造の建物

団地の多くは壁式構造で建てられています。

壁式構造とは、壁で建物を支える構造になっており、阪神・淡路大震災のときでも建物の被害がほとんど認められませんでした。

公社賃貸住宅スマリオの4,5階建ての団地タイプでも、ほとんどが壁式構造で建てられていますが、一部の住棟では、柱と梁で支えるラーメン構造で建てられているものもありました。

しかし、それらの住棟も、現在では全て耐震補強工事が完了しています。

 

耐震化が行われた住棟。手前の白い耐震フレームで補強しています。

いかがでしたでしょうか。

大阪府住宅供給公社の公社賃貸住宅スマリオは、全ての団地で一人暮らしが可能で、リノベーション物件も取り揃えております。

家賃は3万円台からで、40歳以下または子育て世帯の方、学生の方への家賃補助制度もあります。
家賃補助を使うと、なんと2LDKに家賃2万円台で入居できる物件もあります。

これまで団地なんて考えたことがなかった方も、団地で一人暮らしを考えるキッカケにしてていただければ幸いです。

あなたにピッタリのお部屋がみつかるといいですね。

 


■お部屋探し情報

大阪府住宅供給公社が提供する賃貸住宅『 SMALIO(スマリオ)』は、大阪府内に約2万戸。
一人一人のライフスタイルに応じて、どんな人にも自分らしい、
笑顔あふれるくらしをお届けします。

公社賃貸住宅スマリオのお部屋探しサイト